最近の活動から What's New
2024年度 池田山住環境協議会 第11期 総会
2024年6月9日(日)池田山住環境協議会総会が開催されました。
(総会出席者44名、委任状・議決権行使114名)
10期収支決算が報告され、総会の主な議題は以下の事項でした。
◆11期・12期役員改選
会長:船曳鴻紅、副会長:振角秀行、飯島朋央、森田誠司
監事:富田正一
◆「池田山建築ガイドライン」改訂
ルール8に「強風による被害を防ぐため、屋上には落下・飛散する可能性のある物品を設置、放置しない」を加える。
◆特別会計の設置
池田山の環境を悪化させる不動産開発の防止や、将来を見据えた環境改善などの活動を目的とした特別会計を設ける。
以上の提案が、11期予算・事業計画と共に、満場一致で承認されました。
2023年度 池田山住環境協議会 第10期 総会
2023年6月18日、池田山住環境協議会総会が開催されました。
総会の主な議題は「池田山建築ガイドライン」の策定で、
その理念を、池田山の生活環境を創造するために、住民同士が
意識を共有し共感に基づくまちづくりを目指すものとしました。
【報告事項】
第9期活動報告(2022年4月1日~2023年3月31日)
第9期会計報告
【審議事項】
(1)事業報告及び収支決算に関する承認
(2)第10期活動計画を議決
(3)池田山建築ガイドライン案を承認
(4)第10期予算を議決
住まいの防犯対策
2023年3月18日(土)大崎警察署生活安全課防犯係のお手配で、東京都セキュリティ促進協力会から専門家お二人来ていただき、住宅防犯力強化の具体的な方策を教えていただきました。印象的だったのは「防犯カメラに頼ってはならない、事件後の追跡調査に有効なもので、防犯カメラではなく捜査カメラと呼ぶべき」というお話でした。参加会員(25名)からの質問には具体的にお答えいただいて、大変参考になりました。
池田山が目指す将来像をかたりあう会
2022年11月12日(土)、東京デザインセンター5階にてゲストスピーカーに磯 達雄氏(建築ジャーナリスト)をお迎えし、建築ガイドラインを検討する専門部会*がワークショップを開催しました。慶応大学で建築・都市デザインを専門とされる小林博人教授と前川泉さんがモデレーターとなって、個々の参加者が想う池田山のあるべき姿と課題についてお話しいただきました。中心的な話題は、コミュニティを維持するためのコミュニケーションをどう図るかでした。次回のテーマは池田山の景観や建設・開発を予定しています。
*部会委員:飯島朋央、小林博人、船曳鴻紅、三浦広詩、山下洋二郎の各氏
2022年度 池田山住環境協議会 第9期 総会
2022年6月25日、池田山住環境協議会総会が開催されました。
会場のガレリアホールには、会員の方々のコレクション・作品展示を同時に行い、会員以外の方にもご観覧いただきました。
【報告事項】
第8期活動報告(2021年4月1日~2022年3月31日)
第8期会計報告
【審議事項】
(1)事業報告及び収支決算に関する承認
(2)役員の選任
(3)第9期活動計画を議決
(4)第9期予算を議決
活動計画は、■調査部会:無電柱化の検討、■環境部会:五反田公園の桜並木、■広報部会:メールニュースによる情報発信、が各部会活動として議決され、■建築ガイドラインについては、建築専門部会を新設し、来期総会での策定を目指すことになりました。
アーバネットCo. と和解成立
2022年1月19日東京高裁にて、控訴原告団とアーバネットCo.の間で和解が成立しました。
当会は今後も、池田山周辺部の方々にも池田山の住環境維持へのご協力を求めていきます。
「池田山建築ガイドライン」策定については、次期総会にて専門委員会を発足させたいと考えます。
アーバネットCo. 港区では建てられない?
2021年7月12日に東京地裁での第11回裁判が終わり、判決は2021年10月4日となりました。
池田山住民が反対するこの異形のマンションは、あらゆる意味で型破りです。①建設説明会を実質1回しか開かない、②解体工事による隣のマンションのベランダ破壊、③周辺住民のプライバシーは無視、④前面道路4mのところに高さ44m超す15階建て、⑤建てたら他社に1棟売り、⑥共同住宅容積割増しを受けながら民泊や事務所に利用。
港区では住居地区は建物の「絶対高さ」を17m(白金台)や22m(白金)に制限しています。
港区建築物の高さのルールに関する基本的な方針
※近年の建築基準法の改正等から比較的小規模の敷地においても、建築物の高層化が 容易になり、閑静な住宅地で建設されるペンシルビルのような比較的高い建築物に対して、周辺住民から居住環境や街並みへの影響について懸念する声が寄せられるようになり、これらの課題に対応できる新たな高さのルールの必要性が議論されるようになりました。建築物の絶対高さ制限を定めることにより、周辺への配慮なく建設される中高層
建築物を抑制できるようになり、これまでの高さ制限をより一層強化することとなります。
池田山の住環境を守るため、アーバネットに対する住民要求を引き続き支援してまいります。
2022年度 池田山住環境協議会 第8期 総会
2021年6月17日(日) 池田山住環境協議会総会を開催しました。
【報告事項】
第7期活動報告(2020年4月1日~2021年3月31日)
第7期会計報告
【審議事項】
(1)事業報告及び収支決算に関する承認
(2)監事の選任
(3)第8期 活動計画
(4)第8期 予算
アーバネットマンション建設裁判
2021年5月17日(月)16:00から東京地裁(419号法廷)にて第10回目の裁判が行なわれました。
今回は原告の方9名から裁判所に陳述書を提出しましたが、参考に原告団代表の1人、船曳鴻紅氏からの陳述書をご紹介します。
アーバネット建設計画に対する船曳_陳述書.pdf へのリンク
また近隣住民の方々は垂れ幕やのぼりを掲示し、建設反対の意思表示をされています。
このような状況ではありますが、池田山中心部にお住いの会員から以下のようなお知らせをいただきました。
「隣地のコインパーキング、計画中止となりました。土地の所有者が反対の気勢に中止としたようです。」
池田山住環境協議会 第7期総会
2020年10月25日、池田山住環境協議会総会を開催しました。
コロナ感染を避けるため6月開催予定を10月に延期しておりました。多くの会員の方々が書面議決や委任状でご協力くださり、また当日は18名の方がご参会くださって、総会が開催されました。第6期事業報告及び収支決算、役員選任、第7期活動計画及び予算案のすべてが満場一致で承認され、無事終了しました。
そして第7期の活動計画は、■建築ガイドラインの検討、■羽田空港新飛行ルート、■三菱地所老人介護施設建設計画・インドネシア大使館塀の建替え、■池田山内無電柱化について活発に議論が交わされ、特に建築ガイドラインについては、池田山内で活動されている方々との連携を図りながらめどを付けたい旨、船曳会長より提議されました。
防災セミナー+保存食試食会
1月19日、新年の集まりを兼ねた防災セミナーを開催し、昨年暮れのNHK特番「パラレル東京/首都直下地震」をベースに大災害への準備を話し合いました。またNASA技術による25年保存可能な非常食、ローリングストック方式で備蓄する保存食などを試食。そして池田山で起こりうることとして、次のことがリアルに語られました。
・アクセス道路の寸断による孤立
・電柱倒壊による停電の長期化
・公助の遅延による生活物資不足
・高齢化による共助の困難
・外国人の方々への情報提供不足
アーバネットマンション建設強行
今年3月に原告団34名で建築差し止めを提訴したアーバネット15階建て建築工事ですが、公判中にも関わらず、アーバネットは10月28日に建設を開始しました。11月11日に第四回公判があり、原告側の主張は以下の点です。
①池田山側のプライバシーが守られない。
②日影被害は隣接マンションだけでなく広く池田山に影響がある。
③竣工後即、他企業に売り渡し、維持管理に関しての責任を取らない。
④容積率緩和を受けているが、共同住宅ではない利用の可能性が高い。
⑤解体工事中の隣接マンションベランダ破壊行為に関して全く反省がない。
世田谷区、中野区でも、このアーバネットが進めているマンション計画に対して反対運動が起こっています。五反田と同様にそこでも工事中の破壊事故を起こしており、いかにずさんな運営であるかが如実になっています。そちらの方々も、第三回・第四回公判に傍聴に来てくださいました。今後、相互に情報交換を行っていきます。
東インドネシア大使館レンガ塀の建て替え
インドネシア大使館真ん前のNIヒルズ解体工事にともない、跡地開発を行う三菱地所レジデンシャルによって建て替えられることになりました。解体工事中に塀が倒壊し人身事故が起こる可能性はゼロではないので、建て替えを大使館に申し入れたという事情があります。
ただしこれは解体工事に伴うレジデンシャルの予防措置であるため、近隣住民の方への騒音問題、今後の開発計画(介護老人ホームを経営するチャームケアへの長期賃貸)とは別問題としています。
東京地裁のアーバネット建築差し止め裁判
第一回公判は2019年4月17日(水)でしたが、アーバネット側は出廷しませんでした。第二回公判は2019年6月17日(月)で、アーバネットの弁護士が若干の計画変更を答弁書に示してきただけでした。毎回私たち原告側は15~25名ぐらいの方が傍聴に来られていますが、アーバネット側はほとんど姿を見せません。次回第三回公判は2019年9月4日(水)13:40~となります。アーバネットの答弁書に対して原告側が問題点を追及する第三回公判には、より多くの方が参加されることで住民側の意思を明確に示したいと思います。
池田山住環境協議会 第6期総会
2019年6月1日、池田山住環境協議会の総会と懇親会を開催しました。
【報告事項】
第5期活動報告(2018年4月1日~2019年3月31日)
第5期会計報告
【審議事項】
(1)事業報告及び収支決算に関する承認
(2)規約改定、役員規定改定
(3)役員の選任
(4)第6期 活動計画
五反田公園の桜並木を考えるワークショップ
2019年5月19日(日)岸原孝昌さんが主宰するワークショップが、日本花の会の和田博幸さんを迎えて行われました。参加された方々は大変有意義な内容なので継続したいと要望されましたので、総会での承認を得て、池田山住環境協議会の活動として取り組むことになりました。
NIヒルズ跡地(老人ホーム)建設工事説明会
4月9日、5月21日三菱地所レジデンスはNIヒルズの跡地を、チャーム・ケア・コーポレーションに有料老人ホーム(介護付き)として貸し出す計画を進めています。工事説明会では道路を隔てたインドネシア大使館の塀への影響について質問が相次ぎました。大使館の塀は既存不適格であるだけでなく、レントゲン調査によっても倒壊の恐れが強いと診断されているものです。また現在の解体工事の騒音・振動が近隣に与えている悪影響も指摘されました。
アーバネット建築差し止め訴訟
2019年3月5日池田山住環境協議会と近隣住民はアーバネット社の建築計画を阻止するため原告団を構成し、東京地裁に提訴しました。
私たちは今回の訴訟は、単にアーバネットの問題だけではなく、池田山内外で現に起こっている悪質な不動産投資開発に歯止めをかけるためと考えています。今私たち池田山住民が厳然とした態度をとらなければ、法の不備を突いて短期の利益追求に走る、このような事案が後を絶ちません。
ぜひ下記の「訴訟概要とお願い」をお読みいただいて、皆様のご理解と共感をいただけたらと願っています。
建築差し止め訴訟の概要とお願い.pdf
隣地ワンルームマンション建設緊急警報.pdf
隣地ワンルー
ムマンション建設緊急警報続報.pdf
アーバネットコーポレーションの建築計画
15階建てワンルームマンションへの反対署名が503名集まり2019年1月8日品川区役所住宅課に陳情しました。今回の大きな問題は建て主が竣工後まるごと第三者に売ることです。そのため申請は容積率のメリットがある共同住宅としながらも、実態は賃貸オフィスビルになる可能性が高いと思われます。池田山側からは11階建てに相当し、北側の共用廊下と階段がオープンなので、不特定多数が利用するビルであると防犯上大問題となります。
もちろん日照も阻害されます。
2019.01.10協議会メールニュースNO.33
池田山桜の坂の樹木伐採
2018年10月私たち池田山住民が長年親しんできた桜並木の一本が伐採されました。ご存知のようにソメイヨシノは人工的にクローンが植樹されたもので、寿命は短命です。池田山にあがる桜の坂のソメイヨシノは昭和24年に植樹されたもので、今年で70歳近くになります。
特に今回伐られた大木は区道に向かって大きく傾き、この数年は大枝が4~5回ほど道に落下して危険な状態でした。したがって品川区の伐採の判断は間違ってはいないと思いますが、この機会に池田山の住民の間に、桜並木と五反田公園の維持管理を今後どうするかという議論を進める機運が盛り上がることを期待します。
参考:日比谷花壇の「桜だより」
https://sakura.hibiyakadan.com/page.jsp?id=4808545
池田山住環境協議会第5期総会
2018年6月29日、池田山住環境協議会の総会と懇親会を開催しました。今期は役員改選がないため、前期と同じ役員構成で活動を行います。
【報告事項】
1)会員数報告:現会員数 正会員351名 賛助会員237名
2)第4期活動報告(2017年4月1日~2018年3月31日)
3)第4期会計報告
【審議事項】
4)第5期活動計画
出席者から今期協議会活動として以下の取り組みが提議
され了承されました。
① 池田山内の建築計画について情報交換
② 防災に役立つ電線地中化について情報収集
③ (桜坂の)公園の美化活動への参加
④ JRの五反田駅ホテル建設工事の見直し要求
国道の緑化が表彰されました
平成29年度「道路ふれあい月間」に、国土交通省より東五反田の2団体に感謝状が送られました。五反田駅前のロータリーに花やひまわりを植えて管理している東五反田5町会と、舗道の植栽管理をしている東京デザインセンターです。
http://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/topics/pdf/20170825.pdf
池田山内ワンルームマンション建築説明会
日時:2017年8月5日(土)18:00~
会場:東京デザインセンター8階
前回流れたワンルームマンション建設説明会があります。今回は事業主の方も見えますので、工事車両による交通問題、マンションの賃借人によるゴミの廃棄などの環境問題に不安を感じる方はぜひご参加下さい。
2017年7月15日ワンルームマンション建設説明会流れる
三連休の土曜に、建設業者のスターツCAM(株)が開催する「マンション建設説明会」がありました。しかし池田山内で初の地上4階建てワンルームマンションでありながら、事業主が出席しないこと、マンションの運営管理も請け負うスターツCAMが実質的な説明を何らできなかったことで、出席していた20名の池田山住民の方々全員がこの日は説明を受けていないと表明しました。説明会となるためには最低事業主本人の出席が必要とスターツCAMに申し入れを行い、事業主との日程調整を行うことになりました。また説明会を開くまでは確認申請しないよう申し入れました。
池田山住環境協議会第4期総会
2017年6月4日、池田山住環境協議会の総会が、東京デザインセンターにて開催されました。役員構成は前期と変わらずですが、活動の内容は取り組むべき課題に応じて強化し、今後も池田山及びその周辺地域の住環境をより良いものとすべく活動していくことが決議されました。
第4期総会議事録.pdf
【報告事項】
1)会員数報告:現会員数 正会員353名 賛助会員237名
2)第3期活動報告(2016年4月1日~2017年3月31日)
【広報部会】石渡賢一 部会長
【調査部会】船曳鴻紅 会長
【交通部会】平山哲雄 部会長
【環境部会】平野雅子 部会長
【懇親部会】天野豊 部会長
3)第3期会計報告
【審議事項】
4)役員の選任
会長:船曳 鴻紅 副会長:振角秀行、岸原孝昌
会計:中村文彦 監事:富田正一
5)第4期活動計画(2017年4月1日~2018年3月31日)
■「夢工房」運営費不正流用発覚
2016年6月9日、兵庫県姫路市の定期監査で「夢工房」による運営費の不正流用が発覚。品川区においても、公設民営で今昨年4月に開園した認可保育所「区立ひろまち保育園」の契約を解除される。8月兵庫県芦屋市の「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」、及び9月品川区の「子どもに格差のない豊かな保育を求める品川実行委員会(区派遣のひろまち保育園長も参加)」から講師依頼があり、船曳会長が出向いた。
■「ロイヤルシーズン池田山」マンション工事
東五反田5-20の開発工事。建築確認がおりる前の段階で、大規模な土木工事を行った。開発業者の(株)末長組は、池田山の南(東五反田5-15)でも同様の斜面地マンションを建設したが、そこでは接面道路の傾斜や割れが生じている。7月19日品川区都市環境部建築課に質問状を持参し、事業者には近隣を代表して要望書を送付した。
■新規販売マンション管理規約に「民泊禁止」条項を盛り込む
伊藤忠「クレヴィアタワー池田山」、末長組「バースシティ東五反田」「ロイヤルシーズ池田山」の管理規約に民泊禁止条項を入れるよう要請し、条文化された。
■五反田駅東口にJRがビジネスホテル建設
五反田駅東口に10階建てのビジネスホテル(3階まで店舗)をJRが建設。7月には銀だことユニクロの店舗が解体されるが、現在の狭小な通路が新ビル開発でも解消されなく、また周辺の清掃など美化活動にも課題が残る。
■2017年3月「環状第4号線道路計画」説明会
2017年3月26日(日)第三日野小学校体育館にて、東京都建設局の環状第4号線(港区港南3丁目~白金台3丁目)道路計画説明会がありました。工事期間は白金~高輪が平成41年~44年の予定です。池田山への影響としては、次の2点が考えられます。
①港南地区とのアクセスが高輪台経由で高まるため、桜田通りの交通量が増す。
②NTT東病院が港南地区などの救急医療機関となるため救急車の通行増大。
※東京都市計画道路環状第4号線環境現況調査.pdf
2017年2月「五反田駅東口開発」
五反田駅東口に10階建てのビジネスホテル(3階まで店舗)をJRが計画しています。7月には、銀だことユニクロの店舗が解体されるそうですが、現在のところ一般住民向けの建設説明会は予定されていません。五反田住民としての問題は、現在の仮設店舗による通路の狭小化が、新ビル開発でも解消されないことです。また周辺の清掃など美化活動にも課題が残ります。
※五反田駅東口開発計画概要(JR).pdf
2016年7月「ロイヤルシーズン池田山」マンション工事
東五反田5-20の開発工事ですが、まだ建築確認がおりる前の段階で、既に大規模な土木工事となっています。開発する(株)末長組は、池田山の南(東五反田5-15)でも同様の斜面地マンションを建設していますが、そこでは接面道路の傾斜や割れが生じています。ロイヤルシーズンの現場は東京都指定の「急傾斜地崩落危険箇所」であり、池田山住環境協議会としても、このハイリスクな開発工事を看過することはできないと考えました。7月19日品川区都市環境部建築課に質問状を持参し、事業者には近隣を代表して要望書を送付しました。
※品川区建築課鈴木和彦課長宛てお尋ね(協議会).pdf
※貴社開発物件ロイヤルシーズンに関して.pdf
「夢工房」運営費不正流用発覚のニュース
6月9日、兵庫県姫路市の定期監査で、「夢工房」による運営費の不正流用が発覚したと、TVや新聞など関西のメディアが大きく報道しました。兵庫県が第三者委員会を設置して調べに入るということですが、大阪府豊中市でも不正が明らかになり、夢工房が経営する全国21の保育園にも同様の調査が入る模様です。
夢工房の本部がある芦屋市で活動を続ける「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」のブログに詳細が載っています。黒石誠理事長は辞任するとのことですが、芦屋市の方々は黒石一族の影響が完全に払拭されるまで追及を続けるとのことです。
https://ashiya-youho.localinfo.jp/
2016年6月19日「羽田空港新設飛行経路」意見交換会
時間:午前10時―10時半
場所:東京デザインセンター8階 会議室
講師:国交省東京国際空港環境企画調整室長 星 明彦氏
2020年に向けて政府が準備を進める「羽田空港への着陸ルート新設」について、国交省の担当官と意見交換しました。池田山住環境協議会からは、ルート新設の必要性について多くの疑問が出され、また騒音に関しては土地の状況によって全く異なるため、国交省に「テスト飛行」を強く要望しました。
※詳細はこちらをご覧ください。
2016年6月19日 「池田山住環境協議会第3期総会」
時間:午前10時~10時半
場所:東京デザインセンター8階 会議室
第2期活動報告(2015年4月1日~2016年3月31日)
□4月5日 品川区議全員にアンケート調査
・五反田地区の保育所に関して区立保育園の拡張か民営新設か
・競艇舟券場外売り場「ボートピア」の建設計画について
□6月28日 第4回品川区講師派遣セミナー 講師:須永和久氏
□8月9日 池田山住環境協議会集会
□9月27日 第2期通常総会
□12月20日 第5回品川区講師派遣セミナー 講師:須永和久氏
第2期事業計画
【広報部会】
池田山住環境協議会ホームページ運営、メールニュース配信、ニュースレター配布
【調査部会】
開発計画、社会福祉計画、防災計画などの調査・報告
・羽田空港着陸ルート変更の影響について調査
・新規マンション開発計画の調査
・用途地域の遵守について調査
【交通部会】
交通問題について調査、報告
【環境部会】
緑化活動等
【懇親部会】
忘年会、新年会等の懇親会
平成28年6月17日 マンションの用途地域遵守
現在池田山内2箇所でマンション建設を行っている(株)末長組から 東五反田5丁目(仮称)及びロイヤルシーズン池田山(仮称)の マンション管理規約に、以下の2点をもりこむ確約を得ました。
■民泊禁止事項
■オフィスとしての使用制限
※承認内容.pdf
2016年4月3日 お花見会
3期目を迎える池田山住環境協議会ですが、まちづくり環境協定の勉強会の後に、満開の桜を愛でながらお花見会を開催しました。当日は、Ikedayama
Neighborhood Councilのメンバーの方々にもご出席いただき、会員の皆様と交流を深めました。
2015年12月20日 池田山住環境協議会セミナー
「池田山の環境を守るためのルールづくり」
時間:午後4時~午後5時半
場所:東京デザインセンター8階会議室
講師:品川区派遣アドバイザー 須永和久氏
今回は事務局から、この夏以降の以下の出来事について報告されました。
1)解体工事の振動や騒音被害
2)ミャンマー公館(武官事務所)建設
3)参議院公邸跡地利用(特養ホーム計画)
4)下水道管取り替え工事
そして池田山の環境を維持していくためには、やはり地域内で何らかのルール作りが必要との結論に達して、「環境協定」や「建築協定」を今後追求していくことになりました。また以下の事項についても、協議会として取り組んでいくことになりました。
◆ 特養ホーム計画に関して品川区福祉計画課に要望書を提出
◆ 「五反田街並み連絡会」に参加することを決定
◆ 羽田空港への飛行ルート新設に関して調査
※セミナー終了後、懇親部会による年忘れ会が場所を高輪の中華料理屋に
変えて開催され、参加者の間で和気藹々の交流が行われました。
池田山内のボランティア活動
池田山にあがる桜の坂に区立公園があります。その東側の方で花壇整備のボランティアをしてくださっているのは、「緑とバラの会(平野さん主宰)」と「緑と花の会(伊藤さん主宰)」。どなたがメンテしてくださっているのか知らない方も多いため、この度品川区公園課に申請して掲示板を設置してもらいました。私たちの住環境を、このように裏で人知れず支えて下さっている方がおられることを、心に留めておきたいと思います。
2015年9月27日 「池田山住環境協議会第2期総会」
時間:午前10時半~12時
場所:東京デザインセンター8階 会議室
昨年、夢工房の保育所計画を発端に設立された池田山住環境協議会ですが、計画が中止された後も地道な活動を続けてきました。その活動報告を行い、さらに今後の事業計画、また役員の選任が第2期総会において議決されました。
役員改選(敬称略)
第二期役員 会長:船曳鴻紅 副会長:岸原孝昌、振角秀行
会計:中村文彦、監事:富田正一
※各専門部会の活動報告
【広報部会】池田山住環境協議会のホームページ開設
池田山住環境協議会メールニュースを配信(No.1~14)
池田山住環境協議会ニュースレター配布(No.1~7)
【掲示部会】のぼり・垂れ幕(53箇所)の設置および撤去
【調査部会】開発計画、社会福祉計画、防災計画などの調査、報告
区立東五反田保育園拡充について調査・要望
品川区の防災対策について調査、報告
品川区議会全議員へアンケートを送付、回収
新規マンション開発計画の調査
【交通部会】交通・防災セミナーの開催(第1回~3回)
※第2期事業計画
【広報部会】池田山住環境協議会ホームページ運営、メールニュース配信、ニュースレター配布
【調査部会】開発計画、社会福祉計画、防災計画などの調査・報告
五反田地区の競艇舟券売場計画について調査
特別養護老人ホーム新設計画について調査
羽田空港進入ルート新設による騒音公害の調査
【交通部会】交通問題について調査、報告 池田山とその周辺の交通問題解決に向けて行政と折衝
【環境部会】緑化活動等、池田山内の環境整備
【掲示部会】廃止を決定
【懇親部会】新設を決定
平成27年6月28日(日)住環境セミナー
時間:午前10時半~12時半
場所:東京デザインセンター8階 セミナールーム
講師:品川区派遣アドバイザー須永和久氏
第4回目は、須永講師に「池田山住環境協議会の到達点と今後」と題して、これからの池田山住環境協議会の活動のあり方について、以下のように貴重なアドバイスをいただきました。
1.到達点:住環境を守る住民の組織と取り組み
2.池田山の住環境をおびやかす要因
・地区の社会経済的ポテンシャルの高さ
・現行規制の限界
・品川区の都市計画行政の課題
3.池田山の強み、弱み
4.池田山の将来
・今後の変化
・望ましくない将来像
5.今後の展開
・自らできること
・品川区にお願いすること
3月15日(日)「首都直下型地震への備え方」セミナー
時間:午前10時~12時
場所:東京デザインセンター8階 セミナールーム
講師:品川区派遣アドバイザー須永和久氏
第3回目となる今回は、5~30年以内には起こると言われている「首都直下型地震」についてお話しいただきました。M7級では、最大死者数2万3000人とも言われます。火災の他に、電柱倒壊による通行困難、擁壁の崩壊、電気・水・通信などライフラインの停止。池田山住民にとっても、いずれも個人では解決できない、地域が共有する課題です。それらの被害をどれくらい減災できるか、今から何を想定しておくべきか、専門家の目から見た防災対策をうかがいました。
2015年1月23日(金)伊藤忠クレヴィアタワー工事現場前の舗道陥没
1月23日午後2時20分夕刻、伊藤忠クレヴィアタワー建設現場前の舗道が1メートルほど陥没し、通行人の女性の方が穴に落ちてしまう事故が起こりました。原因の特定はできませんでしたが、国交省による超音波調査では、現場から桜田通り舗道沿い東西各100mの範囲には、現在のところ地下の空洞は検知されなかったということです。
(2015.1.26 伊藤忠クレヴィアタワー工事現場前の舗道陥没.pdf)
(国土交通省関東地方整備局 記者発表資料.pdf)
2015年1月18日(日)品川区派遣アドバイザーのセミナー
今後池田山の住環境を住民としてどう作っていくかについて考える集まりとして都市計画アドバイザーの須永和久氏によるセミナーを開催し、須永氏からは、「住環境を守る仕組みについて」と題して、以下のようなお話がありました。
1. 現行規制(第一種住居低層専用地域等)の効果と限界
2. 周辺区における建築規制の動向
3. 街づくりに関する協定
4. 地方自治体の条例に基づく街づくりのルール
5. 池田山における街づくりのルールの検討課題
(2015.1.18 須永和久氏セミナー開催.pdf)
(2015.1.13品川消防署訪問レポート.pdf)
(高齢者の入浴中の事故 注意喚起チラシ.pdf)
(26秋 消防しながわno.184 その9.pdf )
2014年12月19日(金)品川区、夢工房保育所計画取り下げを発表
品川区子ども未来事業部は、夢工房より12月4日付で、池田山保育所計画の取り下げを受理していたことを、回答書の中で発表しました。私たちは、今後も待機児童解消対策として、東五反田保育園の拡充を要求してまいります。
(2014.12.19 品川区子ども未来時事業部長からの回答.pdf)
2014年12月2日(火)夢工房保育所計画取り下げのニュース
先月来、社会福祉法人夢工房の理事会において池田山の土地を売却する方針が決定されたとの噂がありましたが、今月2日、品川区子ども未来事業部に出向いて確かめましたところ、夢工房から開設計画の取り下げがあったとのことでした。正式文書はまだ届いていないとのことですが、池田山の中心部に大規模保育所が新設されることは、まずなくなりました。これまでも私たちは、保育のための社会福祉活動には反対していません。そこで品川区に対しては、現在ある東五反田保育園の拡充を要求し、また保育ママなどの小規模保育の可能性も追求しています。さらに、待機児童の問題以上に池田山では深刻な「待機老人」や、今後増えていく空き家問題の解決を図る課題にも、積極的に取り組んでいきます。
(2014.12.2 夢工房池田山保育所 白紙へpdf )
10月27日(月)放送 フジテレビ「とくダネ!」取材
10月18日(土)に夢工房保育園計画地の前で、池田山住環境協議会メンバーが、小倉智昭キャスターで有名な朝の報道番組「とくダネ!」の取材を受けました。私たちは、夢工房保育園への反対垂れ幕を掲げる理由として、保育園としてはきわめて不適切な立地であることを説明しました。
第一に、池田山の外からこの保育園に通うためには、保護者は毎朝夕、通勤前と後に急な坂の上り下りをしなければならない大変きつい通園になります。また親子乗りの自転車が急坂でスピードをだして下ると、坂下の大病院への送迎車と衝突する可能性がとても高くなります。
第二に、私たちは保育園建設自体に反対しているのではなく、待機児童解消を図るには既存の東五反田保育園(180m五反田駅寄り)を増築すればよいと考えています。品川区は発表しませんが、私たちの調査では、池田山内はもちろん五反田地区全体でも待機児童は10名もいません。それであれば近くの公立東五反田保育園を、隣接する区立公園を一部使って拡充するだけで間に合うはずですし、夢工房が新たに土地建物に15億円近くもお金を使う必要はないとお話ししました。
10月21日 朝日新聞「社福 ためすぎた内部留保 地域活動で還元義務化」
21日の朝日新聞経済面の記事によれば、厚生労働省は、社会福祉法人の必要分を除く財産をすべて地域の公益活動や職員の待遇改善などに使うよう義務づける方針を決めた、とあります。2016年度からの実施を目指すそうです。このためまず、社福の財産は「事業継続に必要な最低限の財産」と「余裕財産」に分けられ、土地や建物などの不動産は「必要最低限の財産」とされ、「余裕財産」は、生活保護世帯の子供への教育支援、低所得者への福祉サービス、高齢者の生活支援などに充てることが想定されています。また賃金が他の産業に比して低い、職員の待遇改善にも使われ、こうした流れで「最終的に余裕財産はすべてなくなる」とみられています。
私たちは1年前から、夢工房の池田山土地購入の動機は、内部留保金の財産隠しではないかと疑ってきました。もし夢工房の池田山保育所計画がなければ、15億円に及ぶ投資資金はそのまま余裕財産とされて、保育士さん達の給与アップなどに使われるはずです。今、待機児童が生まれている最大の要因は、保育士不足と、認可保育所とその他の保育施設との補助金格差にあります。東京都と品川区に対して、適切な保育行政を行うよう、私たちはこれからも要望を続けていきます。